まず、相続する土地は以下の通りです。
自宅（土地）
4,500万円
駐車場
3,000万円
田舎の土地
1,000万円
預貯金・株式
1,500万円
合計：１億円
◇２０１４年まで
・相続税額 ５００万円
※｛１億円ー（５０００万円＋１０００万円）｝×３０％ー７００万円
・田舎の土地の売却代金 １２００万円
取得価額 ６０万円（不明を前提）
相続税の加算 ４２５万円
※５００万円×８５％（不動産の比率）
・譲渡所得税 １４３万円（住民税を含む）
※｛１２００万円ー（６０万円＋４２５万円）｝×２０％
・差し引き ５５７万円
※１２００万円ー１４３万円ー５００万円
相続税の大増税によって、下記のように変わります
◇２０１５年から
・相続税額 １２２０万円
※｛１億円ー（３０００万円＋６００万円）｝×３０％ー７００万円
・田舎の土地の売却代金 １２００万円
取得価額 ６０万円（不明を前提）
相続税の加算 １２２万円
※１２２０万円×１０％（田舎の土地の比率）
・譲渡所得税 ２０３．６万円（住民税を含む）
※｛１２００万円ー（６０万円＋１２２万円）｝×２０％
・差し引き ▲２２３．６万円
※１２００万円ー２０３．６万円ー１２２０万円
このように大増税によって、土地を売ったとしても赤字になってしまう事態が起こりえます。
頼れる専門家に相談をして、この“相続大増税”を乗り切りましょう！
